住まいを整えれば心身の状態が変わる

心身の機能が低下して介護が必要になったとき、住まいを安全で使いやすく
整えることは、在宅生活を続けるうえでの大きなポイントとなります。
生活環境が整うと、今まで「できない」と思っていた事ができるようになったり、
心身の状態が改善する事が珍しくありません。日常生活の自立度がアップすれば、
必要な介護サービスも変わり、より有効のしかたが可能になるでしょう。
介護する側の負担が軽減されることも大きなメリットです。
「寝たきりになってしまうのか」とか「在宅での介護はもう無理だ」とあきらめる前に、
住み慣れた我が家で暮らし続けるためにはどこが不便で不自由なのか、
改善するためには何が必要なのか、そんな視点で住まいをもう一度見直しては、いかがでしょうか。