H様邸 白蟻駆除工事

こんにちは、リフォームアドバイザーの池上です。


今回は和白のH様邸で行いましたシロアリ駆除工事の様子をご紹介します。
羽アリが出てきた!ということでお電話をいただきまして、
確認に伺うとやはりシロアリでした。


H様のお宅は鉄骨2階建てで、増築部もあり、
床下や天井の空間がほとんど無く、通常の駆除の方法が困難でした。
そこで今回は家の周囲に脱皮を阻害する薬剤を含んだ餌(木片)を配置し、
巣ごと根絶するという方法をとりました。



まずは家の周囲に設置のための穴を開けます。
コンクリートがしっかりしており、職人さんも苦労していました。


そこへこのような餌を設置します。


今回採用したのはファーストラインという商品です。
また、外に設置しているので定期的にチェックができます。
設置後は1年ごとに点検・餌の交換が必要になります。



下の写真に見られるのが蟻道(ぎどう)というもので、シロアリの通るトンネルです。
シロアリは日光に弱いためこのようにトンネルを作って移動します。


こちらは太い蟻道です。
さきほどのがセンターラインの無い道路とすれば、
こちらは片側3車線くらいあるような大きな道路ですね。



ちなみに、一口にシロアリといっても色々種類があります。
日本に生息するシロアリの多くは『ヤマトシロアリ』と『イエシロアリ』の2種類です。
地域によって他の種類もいますが、ほぼこの2種類でしょう。
その中でも東区に広く生息しているのはイエシロアリです。


ヤマトシロアリは家の土台付近までしか上がってこないのですが、
イエシロアリは土台から2階の屋根裏まで家全体に被害を及ぼします。


現在主流になっている薬剤は5年ほどしか効果が持ちません。
シロアリの被害はかなり進行しないと表面に現れませんので、
気づいたときには手遅れ・・・ということもあります。
さらに一度シロアリの被害を受けると、場所によっては補修費用が莫大な金額になります。
そうならないためにも定期的なシロアリ防除をオススメします。


大切な家のために、定期的にメンテナンスを考えてみてはいかがでしょうか。



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