Heart. That is the matter!

この数日間、設計課の電話の調子が悪く、105さんが試行錯誤してくれていましたが、ついに断念!
そして昨日プロの電話屋さんが修理に来てくれました。
職人さん一人と、新人さんらしき人一人の二人で来ておられました。
一般家庭でしても良いこの配線が、なぜ会社で同じように配線してはいけないのか、片耳で聞いていても理解できる程、分かりやすく、親切に教えておられました。



社員の打ち合わせ兼息抜きの部屋ともなる設計課の部屋は、いろんな人の忌憚のない考え方が聞ける部屋でもあります。
先日も昼休み、井村部長と、管理建築士の大西隊長が、部下の育て方について、熱く話し合っていました。
部長はあるひとりの社員の一般的な傾向と会社全体とのつながりという観点で。
大西隊長は直属の上司として、その社員の細かな動きと、育てるビジョンを。
改善するべき点だけでなく、良い点もきちんと把握していて、その両方を踏まえて、これからその社員をどう育てるのかという、とても興味深く積極的な内容の話でした。




設計課にも新卒の新人さんが入りました。 椋木(むくぎ)さんです。
教育係を柴田さんがしています。 わたしも柴田さんにはとてもお世話になっています。
特に設計で使うCADソフトなどの使い方を指導していますが、それだけでなく、弁当の注文の仕方やあいさつの仕方など、とても親切にきめ細やかに教えています。
先日CADを教えている時などは、「じゃ、10分で、これをここまで、仕上げてみて!」
と、「この人はお母さんになったら、教育ママになること間違いないな、、。くわばらくわばら」、と思わせる一面をちらほら見せながら、親切で、熱心な指導が連日続いています。



私も今年は育てています。 芝生です。
去年の暮れ頃、本社前の芝生が、張り替えられました。
芝生大臣(いや、芝生課長だったかな?)に任じられ、責任重大の私MTは、芝生が根付き始めるのを今か今かと楽しみにしていました。
そしてこの数週間、春の雨と日差しで一気に根付き始めました!
養生期間を置いて、2月下旬頃から水やりを開始して、最近一気に根付き始めたのと同時に雑草との戦いも始まりました。
「芝生を育てる」という観点で芝生を観察していると、水の循環、炭素と酸素の循環、窒素の循環という自然界の見事な循環システムに感動します。
なんとかこの芝生を青々と育てたいので、造園屋さんにアドバイスをいただいたりしていますが、やはり奥の深いやりがいのある仕事です。




技術や伝統や精神態度は新人さんに教えて伝えていく必要があります。
そして新人さんは習った事柄を練習して身につけていきます。
また、育てるのもやはり、習得していく必要のある、やりがいのある奥の深い技術です。

でも最も大切なことは、育てる人とそれを受ける人双方の、「心」のあり方だなと思いました。
MT