あれから2年半

9月11日で震災から2年半が経ちました。


夏に宮城県へ行き、震災の爪痕を目の当たりにしてきました。
ある程度の復旧は進んでいると思っていましたが、実際に目にしてみると、あの時から止まったままでした。


かつては賑わっていた町も今は何もない。
道路が寸断されたままの道、線路がなくなった駅、崩壊した学校などの施設。
津波の恐ろしさに胸が痛みました。



そんな中、訪問した仮設住宅では『よく来てくださった』と笑顔で迎えてくださり、県民性というのでしょうか東北の方の温かさを感じました。
猛暑と言われた夏、仮設住宅の室内は大変暑く生活するのにとても不便を感じているとおっしゃられていました。これから寒い冬が始まります。仮設住宅で暮らす方々にとってまた不便を強いられる季節となるでしょう。


8月15日宮城県亘理郡亘理町の灯ろう流しです。
ご厚意で参加させてもらいました。
この町では海で行われています。船から1000個以上はある色とりどりの灯ろうが流されとても幻想的でした。
被災された皆様が少しでも普通の生活が送れる日がくるようただただ祈るばかりです。

美味しいもんいっぱい食べて帰ってね、と声掛けてくださる皆さん。ほんと温かいなー。



ふるさと再生
この町が再生するまで応援し続けます。



小林