見えないところへのこだわり

こんばんは、断熱アドバイザーの池上です!


断熱といえば最近では内付サッシがぱっと思い浮かびますよね。
二重窓といったりもします。
また、既存の単板ガラスを複層ガラス(ペアガラス)に変えたりもできます。
これらは全て住宅エコポイントの対象となっています!



そういった窓の断熱に比べ、見えないところで頑張っているのが『断・熱・材!』


ひとくちに断熱材といってもその材質は様々です。
一般的に昔から使われているグラスウールのような繊維系のもの。
コンクリート造の建物や基礎断熱などに使われる発泡系のもの。
これは工場で作られてくる発泡スチロールみたいな板状のものから、
現場で吹き付けて硬化させるものまで様々です。


壁を断熱すると家の中と外での熱の移動が少なくなります。
夏は外の暑さを中に入れず冷房効果もよくなりますし、
冬はあったかい中の熱を逃がさず、こちらも暖房費の節約になります。


しかしながら特に冬、家の中で発生した水蒸気が断熱材のところまで達すると、
壁の中で結露してしまうことがあります。
これが 『壁内結露』と呼ばれるものです。


断熱材と壁内結露の関係は切っても切れない間柄なのです。
木造住宅で古くから一般的に使われているグラスウールなどには、
その壁内結露は家の寿命にとってかなり致命的となります。

グラスウールはガラスの繊維を細くして綿状にしたもので、
一度グラスウールの中に入った水分は乾くことがなく、壁の中でずっと湿った状態になります。
するとカビの発生や柱や土台などの木部の腐朽の原因となります。



でもそれを解消してくれるスーパー断熱材がこちら!


羊毛とポリエステルを組み合わせた呼吸する断熱材!
壁の中の湿度を一定に保ってくれます!
さらには臭いも分解して、ホルムアルデヒドなどの有害物質を除去してくれます!
ぱっと見はロールケーキですが、見えないところで頑張ってくれるんです。

実際使われている現場は福岡本店のブログにありました。 ⇒


これも一定量使えば住宅エコポイントの対象になります。
断熱に関することであれば、断熱アドバイザーの私にお問合せください。